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このブログも、どうせ見てるやつなんかいないと思ってテキトーなこと書いてるけど、

何かのはずみで覗いてしまう人もいるようだ。

その中の一人から先日メールが届く。

「ブログを楽しく読ませていただいてます。 実は今度、飲食店をオープンすることになりまして、...」


ブロガーを使った、元手をかけずかつ効率的な新手の広告戦略なのか?

それとも物の良し悪しなんてまるっきり分かってないくせに批評家気取りの、

おくやまちゃんに対する挑戦状なのか?

真意の程は分からんが、

表面上はブログを持ち上げてくれているので、シカトする訳にもいかない。


聞くところによると、場所は星置の下手稲通り沿いで、

人気のラーメン店、「きちりん」のすぐそばらしい。

ジャンルはフレンチ、

本格的ながらも肩肘張らない、というコンセプトだそうだ。


とはいえ、キングオブ庶民のおくやまちゃんにはハードルが高い。

一人では心細いので、ちぃ(庶民)がバイトで来た日に合わせて潜入することにした。


当日ちぃにその旨伝えると、何故か不満気な様子。

事前におフランスに行くのが分かってたら、もっと小奇麗な格好がしたかったらしい。

フレンチというだけで、既に行く前からテンパっている。

渋るちぃを無理やり押し込み、現地へ。


民家とは趣が明らかに違うが、看板などはなく、中の様子も全く見えない。

入り口に小さなブラックボードが立っていたが、雨で文字が消えかかっている。

ちぃ、「隠れ家的な店、っていうより普通に隠れ家だよね。」

店と認識されづらいのは確かだ、 ビジュアル的には悪くないけど。

そういや、石山の「しんがり」ってラーメン屋もそんな感じで、

その分かりづらさが当初かえって興味をそそったっけ。

ここもそれを狙っているのだろうか?


重量感のある扉を開け、中へと入る。

白が基調の、広々とした造り。

外の景色が見えるテーブル席、半個室の他、キッチン直結のカウンター席もある。

お好きなところを、と言われテーブル席を選ぶ。

オープン間もなくということで、贈り物の花が所狭しと並んでいたが、

そのせいで景色は若干見えづらかった。


メニューが置いてある。

ハードカバーでもラミネートでもない、普通の紙。 使いきり? 

庶民にとっては、結婚式くらいでしか目にしない代物だ。  さすがおフランス!

ホールの兄ちゃん(ギャルソン?)がメニューの説明に来る。

オープン直後で段取りが定着していないらしく、

ランチはしばらくコース3種類(パスタ、肉、魚)のみとなっているそうだ。

値段はいずれも1,260円。

他にはヘルシーだかご褒美だか、もうちょいハイソなコースも載っていたが、

保護がかかったエクセルシートのようなグレー表示だった。

ちぃは何味か確認した上でパスタ、おくやまちゃんは肉をチョイス。

それとカシスとかアプリコットとかの味がついたペリエが

ウェルカムドリンクとしてサービスされるソーダ。


ウェルカムドリンク? やっぱ結婚式だ。  さすがおフランス!

味つきのペリエが売ってるのかと思ったが、味付けは店でしているようだ。(ちぃ談)

飲む。

ファンタ。

とは違う、 甘さを抑えたさっぱり味。

ちなみにこのドリンク、シャンパングラスに入って出されたのだが、

後から来た家族連れの子供が、「裕次郎飲み」をしていたらしい。(ちぃ目撃)

ただならぬ雰囲気に子供までテンパってしまう。  さすがおフランス!


前菜。 鴨のローストと何かのパテ。

ソースや塩コショウが皿一杯に散らばされている。 

鴨は独特の筋っぽさが少なく、食べやすい。

ちぃ、「ワイン..」   絶対飲まさん。

パテ。

お「コンビーフ?」

ち「シーチキン?」 

所詮庶民などこの程度である。

散らばされていたオイルや塩も、庶民が普段口にしないコクというか味がした。


パン。 本格派ゆえか、ライスの選択肢はない。

中程度にトーストされたミニサイズのフランスパン。

バターは希望を聞いた上で出される。

それも給食バターではなく、ブルボンピッカラのように型取られている。  さすがおフランス!


メイン。

おくやまちゃんはブタのグリエ。

網目状に焦げ目がついて、香ばしい。 ジューシーさを残した火加減は、

ブタ完全に火を通してから、と言われて育った庶民にとっては禁断の味わいだ。

付け合せのキャベツのソテー、広島風お好み焼きかと思ったトルティーヤ(?)も

調理法としては初体験だった。

一方のちぃ、鶏肉と菜の花のパスタ(塩味)。

具が多すぎて飽きたらしい。

たくさんのムネ肉よりも、少量のモモ肉の方がお好みだったようだ。

個人的な好みの問題なのかは、食べたわけじゃないから分からんけど。


デザート。

シャーベットとかケーキとか、単品モノを想像していたが、

ケーキ、ジェラート、フルーツを盛り合わせた、「結婚式」が出てきた。

ソースやシュガーをやはり散らばして。   さすがおフランス!

チョコケーキはビターな味わいに砂糖を抑えた生クリームが乗ったアダルトな味わい。

ジェラートは天神様の風味...杏仁?

上にはうなぎパイが刺さり、下には厚焼き玉子が敷いてあると思いきや、

半生のチーズケーキ?  いずれにしてもあまり食べたことのない代物だった。


1,260円という値段自体は庶民が毎日使える額ではないが、

材料とか手間ひま、雰囲気から見るとかなりお手頃ではある。

ただ今のところメニューがコースだけなので、

時間的に平日昼間は専業マダムオンリーとなってしまいそうな気がする。

それと客席からキッチンの様子がよく見えるのだが、

若干の空席がある中、マスター(シェフ?)がフル回転している一方、

ホールが手余ししている様子だった。

仮に客が集まったとしても、それをこなせないのでは採算は取れんからな。

今後どうなるんだか。


今回はご指名つきなんで、何か長々書いたし多少手心入ったかも。

ま、所詮庶民というか貧乏人の言うことなんか宛てにならんから、鵜呑みにしないでね。
















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誕生日:
1968/02/07
職業:
税理士
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バイト
自己紹介:
収入と支出のバランスがおかしい、計算できない税理士。 頼まれたら出来もしないのに引き受けてしまうお調子者。 サボり出したらエンドレス、飲み始めたらエンドレス。 社会的に大いに怪しい未婚独身男。

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