イベント巡り

世間では連休だが、いつも通りのおくやまちゃん。

この時期、電話やメールのなどの応対がない分効率よく仕事ができそうだが、

最大の敵はサボりたい病．．

昨日はちぃが来ていた手前、サボる訳にもいかないところだったが、

地元でお祭りが開かれていたためついその話になってしまい、

早めに仕事を切り上げて見に行くことになってしまった。


地元手稲では、手稲神社の祭りに合わせて

商店街がどじょう祭りなるものを開催している。

まずはそちらへ。

最初に神社へお参り。

代金踏み倒されませんように、値切られませんように、ちぃがもちっと使えるようになりますように．．

と、厚かましいお願い。一緒に商売繁盛のお札も購入。


降りて露店のある通りへ。

お面、綿アメ、金魚すくい、焼きそばなど定番ものが並ぶ。

何か中国の線香みたいなのがあったが、パスタを揚げたものらしい。　初めて見た。

それと何やらマッサージみたいなことをする店も出ていたが、

露店でその種の商売って法律上マズイんじゃないのか？　と余計な心配をしてしまう。

更に降りて２４軒通り。こちらがはどじょう祭り。

タイトルどおりのどじょうすくいやビアガーデン、バザー、輪投げなどのほか、

沿道の各店舗が独自のイベントや販売を行っていた。

地元で有名なホルモン焼きの店、「あんざい」も出している。

しからばこの機会にと初めて食べてみる。　もちろんビールも一緒。

腸だけでなく、ハツかタンみたいな部分も混ざっていたが、

臭みもなく味付けもほどよく、美味い。　さすが人気店。

他にもよさこいやビンゴなど時間制のイベントもあったようだが、

待って見たいほど興味はなかったので次の目的地へ。


場所は大通公園、さっぽろオータムフェスト。

説明するまでもないが、札幌や北海道の飲食店、料理、食材などを

食べて飲んで買って、というヤツだ。

その前にちょっと寄るところがあった関係上、西側の８丁目からスタート。

道内市町村のご当地料理や食材のエリアだ。

ちぃは当初から「うにめし」をマークしていたらしい。

帰って食べ比べしたいと留萌（小４００円）と瀬棚（３５０円）のをご購入。

留萌は結構人気があり、行列ができていた。

殻つき帆立にウニをのせて焼いた豪華焼き（５００円）も一緒に買って食べてみた。

ウニにややエグみがあったが、この値段でこの味は上出来。

瀬棚は「うにめし」だけには行列ができていたが、

これは人気のためではなく、作っているオバちゃんの手際によるものだった。

客を大勢待たせているのを尻目にチンタラチンタラ。

百歩譲ってうにを崩さず均等に混ぜるためだったとしても、

人を待たせておいて仲間のおっさんと雑談はありえない。

こんなイベントだから黙っていても飛ぶように売れるとは思うが、

殿様商売が当然なんて思っていると、おくやまちゃんみたいなヤツに中傷されちゃうぞ。

都会はコワイんだから。

他にはここで釧路町の蒸しカキ（２個４００円）と

紋別のズワイの殻焼き（ミソ付き、７００円）もお買い上げ。

ともに礒の香りが漂って旨みも抜けておらず美味だったが、

ひとつ買うごとに並ぶのは疲れるし、

酒なしで食べたので物足りなさを感じた。　あくまでこちらの都合だが。


続いて７丁目。

こちらはドリンク関連のエリア。

ビール、ワイン、ウィスキー、焼酎、カクテル、ジュースにスープ、

これと酒肴という趣向だ。（ツマラン駄洒落）

ちぃの目当ては赤ワインに野菜スープという汁汁セット。

１杯目のワインは富良野と歌志内、ともに赤。

野菜スープを探したが看板はあれどメニューがない。

聞いてみると売り切れとの事。少し肌寒いからよく売れたようだ。

仕方なくツマミのコーナーを回って、８丁目で見てて旨そうだったタコザンギ（６００円）を購入。

ワインはおくやまちゃんのはほどほどのコクがありＯＫ、

ちぃのは重厚だったそうだが、好みには合っていたそうだ。

タコザンギは味付けは好きだが、作り置きだったので少し油が強かった。

２杯目。　注文を受けたお兄さんはちぃの好みのタイプだったらしい。

勧められるままに辛口の白をチョイス。おくやまちゃんはフェストオリジナルのロゼを。

ちょうどそのとき、目の前でラクレットチーズを溶かし始めてギャラリーが一気に集まる。

運よくおくやまちゃんたちが一番で注文することができた。

溶けたところをスライスしたバケットの上に垂らしたものが１皿５００円。

ベンチに腰掛け、食す。

チーズはコクがあって旨かったが、ワインは両方とも甘くて手こずった。

ちぃめ、スケベなこと考えるからだ、ざまー見ろ。


お次は６丁目。

有名レストランの出店が立ち並ぶエリア。

ぐるっと見渡して、テラニシのトマト＆ポークのホットスープ（６００円）に決めた。

さっき逃がしたスープの埋め合わせという訳だ。

パスタ入りを勧められたが断る。　結構腹に来ているし。

それとホットワインの試飲もしていたが、

おくやまちゃんは赤、ちぃはスパークリングにした。　銘柄は何か外国のモンだったな。

さめないうちにスープを。

．．．カニ。

主役なはずのトマトも豚もさしおいて完全にカニが前面に出ている。

それにホットというので辛いスープをイメージしていたが、全く辛くない。

ＨＯＴって文字通り「熱い」って意味ね。

マズイ訳ではないが、見た目と全然違う味に驚かされる。

ワインは２人とも好みに合った味だった。


続いて５丁目。ラーメンとご当地グルメのエリア。

１人前を２人で分けても結構なボリュームになりそうだ。

唯一イケそうなエビだかタコだかの餃子も売り切れだったのでスルー。

最後に４丁目。

主に手工芸品の販売をしていたが、終了時間らしく撤収を始めていた。

ここで確かどこかでスイーツのエリアがあったはずということを思い出した。

既に腹は一杯だったが、そのくらいなら入りそうだ。

見当たらないのでインフォメーションで尋ねる。

６丁目にあったそうだが、全店既に売り切れだとの事。

残念だったが、無理して食わなくて正解だったかも知れない。


どれひとつ取っても食べてみたくなるもの満載だったが、

事前に絶対ゲットしたいものをチェックしておかないと後で後悔しそうだな。

今回はかなり長文になった。　　すぐに仕事に戻らんと。