痛風襲来

久々にやられた。

２０代の頃から数回起こしていて、

３０歳で４回目の発作、

回を追うごとに間隔は短くなり、症状は重くなる。

さすがにヤバイと思い、

それからはマジメに薬を飲むようになった。

その甲斐あってその後は平穏な日々が続いた。

治療をサボる度に変えてきた病院も、４回目にして「当たり」を引いた。

１日１錠でいいところ、２錠の処方を出してくれたおかげで、

年３～４回通えば済み、時間的な負担を最小限にすることができた。

しかしそこで油断が生じた。

もしかして完治したのかも、という意識が芽生える。

そんな思い込みもあって、札幌移住を境に薬をやめてしまった。

一度は病院に行ったものの、あまりに長い待ち時間。

それで出される薬はたったの２８日分。

当時はほぼ無収入だったこともあったし。

ビールの飲みすぎだけ気をつけていれば何とかなるかも。

通常なら１年ほどのサイクルで再発していたが、

今回は２年半も起きなかった。

完全に大丈夫と思っていたが甘かった。

朝起きたら足が腫れていた。もちろん外傷などない。

やっぱダメか！

しかしおくやまちゃんの場合、腫れ始めてから激痛が来るまでに約１日の時間差がある。

薬の入った箱を引っ張り出したら、１０年以上昔のコルヒチンが残っていた。

ダメモトと思い１錠飲み、午前中に病院へ。

以前と同じ病院、相変わらず混んでいる。

しかし今回は贅沢言える立場ではない。

前回のカルテが生きていたため、サボリがバレてバツが悪かったが、

いちいち症状の説明をせずに済んでよかった。

自己判断で薬をやめないように、とヤンワリ諭された。

ごもっともでございます、これからはマジメに通います。

通常なら炎症を抑える治療を経て尿酸を下げる治療に移行するのだが、

今回は過去の実績を鑑みて、両方の薬をまとめて処方してくれた。

ちょっとでも負担軽減になるので有難い。

それと２時間弱の待ち時間の中で、

１１時過ぎなら比較的すんなりいけそうだということも分かった。

年代モノのコルヒチンもよく効いてくれ、

腫れはひどいものの痛みはほとんどない。

逆に違和感を感じてしまうが、それは贅沢というもの。


そういや今年は厄年だった。

思えば何かとよくない出来事が続いている気もする。

気休めにお祓いでもしとくかな。