節税対策だとさ（笑）

ちょっと前のことだけど、義弟がこのブログを見て、

こんな過激こと書いて大丈夫なんですか、って心配していたらしい。


過激かどうかは分からんが大丈夫だ！　

こんなショボいブログ、誰も見てないから。


前振りはさておき本題なんだけど、

言ってみればブローカーみたいなモンで、

お客を紹介して手数料（って言うと何かマズイらしく、「システム利用料」

なんて表現してることも多いけど）取る商売ってあるよね？

サムライ業界でもそんなのがあって、

大概は集客効率を上げるためのＱ＆Ａとかのカテゴリも入れたサイトって形でやってるのよ。


おくやまちゃんも登録だけは何件かしている。

登録してると見積依頼や税務ＱＡの書き込みがあったときにメールで概要が自動送信されてくるんだけど、

さっき来てた相談の書き込みにはチトあきれてしまった。

おおよそこんな内容．．

「人材会社を作って自身を登録し、自分と勤務先の間にその会社を挟む。

これによって会社で交際費などの経費が落とせるので節税対策になると思うのですが、

なにせ素人なのでメリット・デメリットなどをアドバイスいただきたい。」


直に回答すると気分を害するだろうし、おくやまちゃんも結構小心者だから、

ここでこっそり回答する。



まず人材派遣業は基本的に許認可事業だ。（基本ね、基本）

会社を作ったからといって簡単に営業できるものではない。

仮に通ったとしても、今度は勤務先との間で労働者派遣契約を結ばないとならない。

そんな話切り出されたら勤務先はどんな反応をする？

普通はあきれ返るか怒り出すな。　余計な手間かかるんだから。

もっとも、知恵の働く会社なら逆に喜ぶけどね。

クビ切るのが簡単になるし、社保とか福利厚生もいらなくなるから。


作った会社はっていうと、

社保は自腹だし、最低でも住民税均等割はかかるし、

夫婦で登録したら消費税もかかるかも知れんし、

個人の取り分は役員報酬だから微調整利かんし、

決算申告などのコストも生じる。

肝心の交際費だって、事業関連性がないと認められないからね。


そもそも「節税対策」って、「税の節約に抗うための策」ってこと？

．．税務署かっ！　（オトナ気ない揚げ足取り）


誰も考えつかないナイスなアイディアだと思ったんだろうけど、

今度から誰もやらないのは相応の理由があるってことに気づこうね♪

てか抜け道探しなんかに費やす労力があるんだったら普通に働いて稼げよ。