以前書いたネコの件だけど、
今ではすっかりなついて、近くにいると構ってくれるまで鳴き続けるまでになった。
でも足取りがヨタつくのは、幼いせいではなく、何かしらの障害があることが分かった。
食欲や行動や外観などに他の特別な異常がないので、
近親婚などによる遺伝的な可能性もあるらしい。
結局それが原因で、隣は兄弟ネコを収容施設に引き渡してしまったそうだ。
手がかかりそうで、責任持って飼い続ける自信がないということらしい。
不器用ながら、食事もトイレも自力でできるし、外に出さなければ危険もないのに。
自分ではどうすることもできないが、可哀想で仕方ない。
こいつとは別に、おくやまちゃんは自宅(アパート)でもう1匹ペットを飼っている。
先々週かな。山へラクヨウを採りにいったんだけど採れなくて、
代わりにコクワ(サルナシともいうキウィみたいな山の果実)や山ブドウを採って帰り、
それを焼酎漬け(漬けるだけ。密造酒などではないよ。)
にするために粒をバラしていたら、そいつが紛れ込んでいた。
カタツムリ。山には本当にいっぱいいるのだ。
殺すのはイヤだし、外に捨てに行くのも面倒だ。
なもんで、たまたまあったミニトマトのパックをハウスにし、
餌も冷蔵庫にたまたまあった白菜の葉っぱの部分を入れ、
ペットボトルのキャップに水を入れて乾燥しないようにした。
その翌日仕事から戻ると、直径5ミリちょいの空気穴から脱走。
しかしそこはカタツムリ、10センチちょっとしか逃げられず、あっさり捕獲。
それ以降、空気穴の上にはメモ用紙でふたをすることにした。
その後仕事から戻ってハウスを確認すると、
ふたのメモ用紙に穴があくようになった。それも空気穴と同じ場所に、同じサイズで。
最初はカタツムリのヌメリが紙を溶かしているのかなと思っていたが、
溶けた紙のかたまりがハウスに点在しているのを考えると、
どうも餌として紙を食べ、未消化でフンとして出しているようだ。
白菜の葉はまったく穴があいていないので、好みではないようだ。
それではと今度も冷蔵庫にたまたまあったモヤシを入れてみる。
結果は同じ。どうやらこいつ、紙と水だけで1週間ほど生きているようだ。
ならばこれはどうだ、
と今回はお買い物の時点でカタツムリでも食べそうだと考えて選んだキャベツを投入。
三度目の正直、キャベツに何やら穴ぼこが空いている。
カタツムリも結構味にうるさいんだな。
おそらくそんなに長生きする生き物ではないだろうから、最後まで面倒見てやるか。
しかし40にもなってカタツムリ飼ってるおっさんなんて他にいないだろうな。
おくやまちゃんって、キュートでしょ?
コクワはともかく、山ぶどうは酒に漬け込むだけでアウトだぞ。 税理士のクセに、もう..。
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